色々な場面で聞くこともあるイメージ力 イメージトレーニングでなりたい自分をイメージすることで夢は実現できるというような話は誰もが1度は聞いたことがあると思います 確かにいいイメージを持って物事に挑むことはとてもいいことだと思います それは水泳だけの事ではなく他のスポーツでも勉強や仕事に関しても同じことが言えるでしょう ですが、いいイメージを持つことに囚われているだけではイメージ通りの成功を収めることはできません 肝心なことはまず今の自分を正しくイメージできることです 「何言ってるんだよ!自分の事は自分でよくわかってるよ!」 と思った人もいると思います しかし、僕が指導していて感じることですがこれができていない人が意外と多い みなさんは練習やレースで撮ってもらった泳ぎを見たら自分が思い描いた自分の泳ぎと全然違ったという経験はありませんか? “ある”と答えた人は自分の事を正しくイメージできていません コーチたちはいろいろな事を言って指導してくれると思います 「もっと肘を高く」 「手が下がってますよ」 「キックを止めない」 「頭が上がりすぎです」 「手と足のタイミングがずれてます」 こういった事を言われたときに今の自分がどんな泳ぎをしているのか、正しくイメージできていていなければ、それらを修正することもできないのです 実際に僕が指導中にアドバイスをすると 「まだ直ってないですか?」 「やってるつもりなんですけどできてませんか?」 と言われる人が結構います みなさん一生懸命努力をされているのですが今の自分を言葉では理解できていてもイメージできていないからやってる“つもり”で終わってしまうのです “ゴール”がわかっていても“スタート”がわからなければいくら頑張ってもゴールすることはできません 今の自分のフォームをイメージして理想のフォームのイメージと重ねることでそのズレを修正することが可能となります 理想のフォームをイメージすることばかりに囚われずまずは今の自分を正しくイメージできるようになることがうまくなることの近道です
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