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執筆者の写真LifelongSwimmers

姿勢の悪さは練習の成果!?


いくらやってもなかなか上達しないなぁと感じているそこのあなた!

その原因はもしかしたら普段の練習の成果なのかもしれません。

何を言っているのか意味が分からないという人もいることでしょう。

「日頃の練習の成果で泳ぎが下手になる?意味わからん」

普通に考えればその通りだと思います。

あなたは練習中に何度も同じことを注意されたことはありませんか?

あなたがまだ水泳を始めてそんなに時間が経っていない初心者であるならば、それはまだ泳ぐということに慣れていないがゆえに綺麗なフォームができていないだけだと考えられます。

しかし、もう何年も水泳を続けているという人でずっと同じことを注意され続けているという人は、それがあなたの練習の成果だと言っているわけです。

そもそも今より楽に速く泳げるようになるためには、ただ単にツラいトレーニングを続けて筋肉をつければいいというわけではありません。

筋肉が増えればそれだけ水の抵抗を受ける量も増えることになるので、それだけ抵抗の少ない姿勢をキープできるようにならなきゃいけません。

ところが、この”抵抗が少ない姿勢”がキチンとできていない人のなんと多いことか!

例えばスタートやターン後のストリームライン

ある程度のレベルの選手になれば、みんな意識しなくとも自然とストリームラインの姿勢を取り、最小限の抵抗で水中を移動して浮き上がることができています。

それができている理由はもちろん、普段の練習の中で何度も何度も意識して無意識でも姿勢が取れるくらいまでクセづけているからです。

この”上手い人は抵抗の少ない姿勢がクセづいている!”という事実!これが重要なんですよ!

姿勢を作るのが下手な人は、スタートやターン後にストリームラインを作るクセがついていない。言い換えれば、スタートやターン後にストリームラインを作らないクセがついているとも言えるわけです。

・・・もうおわかりですよね?

上手な人が反復練習で今の泳ぎを身に着けてきたのと同じように、あなたは下手な泳ぎの反復練習によって今の泳ぎを一生懸命作り上げてきた可能性があるんです!

今まで”キツいからちょっとくらいはいいだろう”とストリームラインを作らなかったり浮き上がりひとかき目の呼吸を我慢しなかったり、水中でキックを打たずに浮き上がりをしたりしていたという心当たりがあるそこのあなた!

もしかしたら長い長い努力と反復練習の成果で、今のその抵抗の多い姿勢を身につけることができてしまった可能性が高いです。

そして、一度身についたクセを直すのはホントに大変なんです。それは、今皆さんが身をもって体感している事と思います。

いい泳ぎを身につけるのも、悪い泳ぎを身につけるのもどちらも練習の成果

同じ時間を使うなら、そろそろダメな泳ぎの反復練習はやめにして、他の人より”ちょっと”だけ頑張ってみませんか?

そのほんのちょっとの努力の積み重ねを続けることで、気づけばあなたがチームメイトの誰よりも上手に泳げるようになっているかもしれませんよ!

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